プリティ・ファウルズ 2003年季試合結果
[第7戦]対早蕨野球会('03.6.14下落合野球場)
		
 早   P
 蕨   F
  3 2
  3 2
  3 0
  × 0
  ―――
  9 4

TAKTAKことPF高野の仲介で実現した、早蕨(さわらび)野球会との初顔合わせ。阪神ファンが多いという30代男性中心のチームだ。
初回先攻PFは、相手投手が制球に苦しむなか、四死球で2点を先制。その裏先発田崎は、内野安打を皮切りにヒットと四球、そしてまたも内野安打で1点を失う。その後ランナー2人を背負い5番6番三振に取るも、7番打者のサードゴロを名手平瀬が痛恨のエラー。2点が入り逆転を許す。
2回表PFの攻撃。なかなか制球の定まらない早蕨投手はなんと6連続死四球。三走牧田と一走瀬戸のダブルスチールが決まる一方(牧田RRP)、2番島田の牽制死、3番渡辺の走塁死もありこの回は2点どまり。4−3と再度逆転。
2回裏PF田崎は、安打と四球で走者を許し、迎えた2番打者の打球はレフト駒崎のグラブの先、数十センチを無情に破る、走者一掃の三塁打。ここで田崎は、無念の降板。塚越へマウンドを譲る。代わった塚越は、内野安打の間に1点を許すが、後続を連続三振できっちり抑える。
3回表この回先頭、途中出場の円山は死球で出塁すると、すかさず二盗三盗。ところが息つく間もなく、相手捕手の後逸に乗じ1点を窺ったものの本塁タッチアウト。後続も倒れこの回PF無得点。
3回裏、早蕨の攻撃は、代わったサード円山のエラーに始まり、ヒットとさらにはレフト平瀬のエラーもあり、この回3点を追加。PFを一気に突き放す。
最終回となった4回は、相手投手も交代したこともあり、PFは3人であっさり攻撃終了。序盤シーソーゲームの展開を見せた試合も、終わってみればPFはまたもノーヒット負け。相手投手の乱調もあったとはいえ、エラーや走塁死も目立ち、さえない試合内容。今季早くも折り返し地点の7試合目は、梅雨時の空模様ともあいまって、なんとも湿っぽい負けゲームとなった。
 (文責・田崎)

PF藤田2回にKOされ降板し「納得いかない…」とぼやく田崎に、 「あの場面では、(投手交代は)当然です」。とピシャリ。PFの大奥…もとい名スコアラーの分析眼に一同たじたじ…。

草野球の鉄則!少年野球の指導歴も長いPF牧田曰く、「野球の鉄則とは別に、草野球の鉄則というものもある」。投手の代わりばなの打席は、プロならば攻め時、積極的なバッティングをするべきだが、草野球は別。どんな投手なのか1球でも多く投げさせて、続く味方打者が球筋を見極める時間を稼ぐのも大事な役割なのである。

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