プリティ・ファウルズ 2003年季試合結果
［第９戦］対ラッキーズ（'03.8.30下高井戸）
ラ Ｐ
ッ Ｆ
４ ６
０ ０
０ ０
０ ０
３ ２
―――
７ ８
PFの瀬戸・牧田も所属するシルバーチーム「ラッキーズ」との初対戦。今シーズン２度も雨で流れ３度目の正直となったこの日、試合前に練習枠がありながらほとんど選手が集まらないPFをよそに、時間より早く敵地に乗り込み練習に勤しむ気合い十分の様子。
初回、またもPFの打線が爆発する。二塁打で出塁の瀬戸が三盗後、３番牧田のサードゴロで三本間に挟まれるも、相手エラーを誘い先制のホームイン。４番平瀬の内野安打で牧田が帰り２点目。続く、松山、原の連続安打で一死満塁となった場面で、７番田崎の打球は低い弾道ながらもショートの頭を越え、左中間を破るランニングホームランとなり一挙４点を追加。続く８番島田も二塁打を放つが盗塁死で得点には結びつかず、この回は６点で攻撃終了。
PF先発の塚越は、相手チームを熟知するキャッチャー牧田の変化球主体のリードに苦しみ、四球を連ねた初回は４点を献上。しかし２回は無失点に抑え踏ん張りを見せる。
PFは２回、３回ともに３人で攻撃終了。つづく４回も無失点と、またも“オンリー１チャンス打線か？”と思われた５回表。１死後エラーで出塁した牧田が二盗、続く４番平瀬の三塁打で１点追加。松山凡退後、６番原の中安打でさらに１点。待望のこの追加点が勝敗の分かれ目となる。
３回から交替したPFピッチャー円山は、ここまで２回を危なげない内容で自身の無失点記録を更新していたが、ついに５回、安打と四死球でランナーを溜めたところを左中間を破られ走者一掃。３点を失う。しかし、ここで気落ちせず次打者をピッチャーゴロ。一塁手松山の好判断で三塁走者を本塁タッチアウトの併殺プレーとなり、ピンチを切り抜ける（GGP）。
時間切れのため、記録上はここで試合終了。初回と最終回の効果的な得点で１点差を逃げ切ったPFは今季初の連勝。シーズン勝ち越しへ望みを繋いだ。初回へばりながらもベース一周駆け抜けた田崎が殊勲点１を獲得した。
PF田崎この日先発予定も肩痛で登板を回避。打席に専念した結果の殊勲点に、「昨シーズンもここでランニングホームランを打ちました。この球場は相性がいいみたいです」と満足げ。
ミカエル選手幻の…実際には６回の攻防に突入していたこの試合。６回表には２番小野塚選手に今季初安打が生まれ、さらには盗塁も決めていたのが、記録上はノーカウントに。次回、ミカエル選手のさらなる発憤を期待して、ここに留めます。
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