プリティ・ファウルズ 2003年季試合結果
[第11戦]対にしんば('03.10.11松ノ木)
		
 P   B 
 F   Y
  3 3
  5 1
  0 3
  0 1
  ―――
  8 8

PF創設時以来のライバルチーム「ベストイヤーズ」(以下、BY)。今季は11戦目にしてようやく初対決となったこの試合、PFは先発マスクを助監督島田がかぶり、投手塚越とともに、これまた今季初、女性バッテリーでのプレーボールと相成った。
初回、1・2番に連続四球と苦しい立ち上がりの塚越は、3番4番に連続安打を浴び、さらに四死球で3失点。なおも無死満塁のピンチが続くが、ここからは下位打線を力でねじ伏せ連続のピッチャーゴロ、さらには相手のミスによる併殺プレーもあってこの場面を切り抜ける。
その裏PFの攻撃。1番原がレフト前ヒットで出塁。二盗後、2番小野塚の内野安打の間に三塁を陥れる好走塁を見せるが、3番平瀬のサードゴロに本塁をツッコミタッチアウト。意気消沈しかけた直後、4番円山のセンターオーバーのタイムリー2ベースが飛び出し、まずは1点を返す。続く5番松山が、今度は左中間へ二ベース。さらに2点を返し、試合を振り出しに戻す。
2回表、またも先頭の9番打者を四球で出してしまった塚越は、続く1、2番を三振に仕留めるものの、3番打者の当たりを自らのエラーでセーフにし、痛恨の1失点。
2回裏PFの攻撃。8番からの打順は簡単に2アウトを取られてしまうものの、誰かが「野球は2アウトから」と叫んだとたんにチャンスが訪れる。トップに返って1番原から始まって、4、5番コンビの連続長打を含む、なんと7連続安打で合計5得点。あっという間に8−4とにBYを逆転。ベンチは一気に盛り上がる。
ところがリードをもらった3回表も塚越は安定しきれず、なんと三連続四球で満塁とすると続く打者へデッドボールを与え、押し出しの1点。ここでたまらずベンチは投手交代を宣言。塚越は「この回までは…」と意地を見せるが無念の降板。代わった円山は、後続を連続内野ゴロに仕留めるが、四球がらみで2点を失い、この回合計3失点。1点差に詰め寄られる。
3回裏PFの攻撃。前の回からセカンドの守りに入った渡辺がレフト戦を破るツーベースで出塁、三盗し、無死三塁の絶好の追加点のチャンスを迎えるが後続が続かず無得点。対するBYは、時間制限により最終回となった4回の表、四球で出塁したランナーをセンター前ヒットできっちり返し、とうとう同点に追いつく。
サヨナラのお膳立てができた4回裏、当たっている4・5番、円山・松山のいい当たりが野手の正面を突くと、この日初打席の6番牧田の打席に最後の望みを託すが、力の入った打球は無情にもファーストゴロに。永年のライバルチーム、ペストイヤーズへの初勝利はまたもおあづけとなってしまった。
(文責・田崎)

PF原原 4回、ショート後方の難しい飛球をナイスキャッチ。GGPに。「背走は得意です」と、涼しい顔。ベテランの貫禄?

今更カミングアウト?今季、初マスクとなった島田助監督。「私しかいない!」と重大な決意のうえの、キャッチャー宣言だったが、試合後の反省会でキャッチャー経験者が意外に多いことが判明。「なんでもっと早く言わないの!」
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